ストーリー
My Story
~ オーダーメイドパンプスとの出会い 〜
痛いパンプスが、半年経ってからフィット
私のオーダーメイドパンプスとの出会いは、今から10年以上前になります。 アキレス腱を痛め、お医者様から「⾃分のサイズに合う靴を履きなさい」と⾔われて1年後。⽴ち寄った 問屋さんで、ゴム底2cmヒールのオーダー靴を試しに1⾜注⽂しました。すると、それを履くと背筋が ピンと伸びてとても履きやすく、すぐに2⾜⽬もオーダーすることに。 問屋さんのイベントで、70代のお客様の5cmヒールパンプスの姿勢の美しさを⾒て、思い切って4cmヒ ールのパンプスを注⽂。2か⽉後、出来上がってきた靴を楽しみに履いてみると痛くて痛くて…。でも履かないのはもったいないと思い、たまに⾜を⼊れ、10分くらい痛みに耐え…そんなことを半年くらい繰り返しているうち「あれ?何だろう、この快感?」。半年後に、⾃分の⾜にピッタリになっていたではありませんか。
思い切って遠出してみると…
4⾜⽬、柔らかい⼭⽺⾰を選び5cmヒールのパンプスを注⽂。この靴で、⾼崎から横浜までの⼩旅⾏を決意。数年前までは、あまりの痛さに途中で靴を買って帰ってきたほどでしたが、⾏くと決めてからは、家の近所で散歩をするなどして慣らし、ついに実⾏。履いて無事、往復することができたのです。 50代半ばでこのセミオーダーメイドパンプスに出会い、履き続けて、私は現在60代後半。スーパーへ⾏くの も、東京へ出るにも、6〜8cmのパンプスを履いていきます。低いヒールだと余計に疲れるくらい。⾜の⾎⾏もよくなり、姿勢も体形も変わってきました。
当店でオーダー靴の取扱いをスタート
当初、私は靴をオーダーするため東京に出向いていました。当店で扱うようになったきっかけは、ある⼥性のお客様の⼀⾔。「死ぬまでに⼀度、オーダー靴を作りに京都まで⾏く」と仰るので、靴職⼈さんに相談した所「10⾜ご予約があれば、あなたのお店に伺います」とのこと。そこで何とかご予約を取り、当店でのオーダーメイドパンプスの取扱いが始まりました。 当店はメンズのセレクトショップですし、また⼤々的にオーダーメイドパンプスの宣伝もしておりません。しかしご要望は途切れることなく、⽀持を受け、取扱いを継続してきたのです。
インソールでさらなるフィット感を実現
そのうちお客様も少しずつ増え、メンテナンスの機会が増えると、靴底の減り⽅に個⼈差があるのがわかってきました。そこで、⾜裏のアーチの崩れを改善すべく、職⼈さんと手作りのインソールを試⾏錯誤。 その際に出会ったのが、ドリームGP社でした。JALのCAさんが履くインソール付きパンプスを提供されているこの会社様で開発された「3D⾜型⾃動計測器」を始めとする機器により、現在のリリウォークのスタイルである「インソール付きパンプス」が出来上がったのです。